こんにちは、サイガです。
僕は昔から音楽を聴くのが大好きで、常にイヤホンは持ち歩いていました。
スマホの普及とともに外で音楽を聴く人が増え、今ではイヤホン市場はすごく大きくなっているそうです。
そのなかでも最近は、ワイヤレスイヤホンをしている人が本当に増えましたね。
スマホからイヤホンジャックがなくなったり、AirPodsやソニーのワイヤレスイヤホンがヒットしたり、イヤホンも完全にワイヤレス化の波が押し寄せてます。
今回紹介するのは、イヤホンメーカーの名門、Shure(シュア)から発売されたワイヤレスイヤホンケーブル『RMCE-BT2』です。
Shureとは?
知っている人も多いと思いますが、イヤホンやヘッドホンを製造販売するアメリカの企業です。
大人気のイヤホン「SE215」などを製造しており、イヤホンケーブルを耳の裏から通す装着方法は「Shure掛け」と呼ばれたりしています。
RMCE-BT2について
この商品はイヤホン本体そのものではなく、お持ちのイヤホンをワイヤレス化するためのケーブルとなります。
あくまで製品としては、Bluetoothワイヤレスイヤホンケーブルという扱いです。
mmcxと呼ばれる端子を持つイヤホンであれば、お持ちのイヤホンのケーブルとして使うことが可能です。
mmcxとは?
イヤホン本体とケーブルとを接続する端子の規格です。
Shureの他、様々なメーカーでmmcxは使われておりスタンダードな規格となっています。ソニーなど、mmcxをアレンジした独自規格を使っているメーカーもあります。
ある程度の価格帯のイヤホンになってくると、イヤホン本体とケーブルの脱着が可能なモデルが多くなってきます。
ケーブルが断線した時のメンテナンスが可能であったり、ケーブルを変えることで音質の変化を楽しむことができたりします。リケーブルといわれます。
安価なイヤホンだと、そもそも脱着可能なモデルになっていないものが多いです。

RMCE-BT2の紹介
こちらが今回紹介する商品「RMCE-BT2」の画像になります。イヤホン本体は付いていませんね。
ここに今回は僕が持っているイヤホン、同じくShure製の「SE535」を装着します。
もともとSE535に装着していた有線ケーブルを取り外し、RMCE-BT2を取り付けます。
画像を見ればわかりますが、最近主流となっているAirPodsのような、いわゆる完全独立型のイヤホンではありません。
完全独立型のイヤホンは、左右のイヤホンのみで、ケーブルが存在しない製品のことです。
Shureが音質に妥協せずワイヤレス化をした結果が、このデザインになっていると思います。
ここからは細かい部分を見ていきましょう。
バッテリー・クリップ部分
ケーブルの中央の大きな物体です。
ここがバッテリー部分となっており、microUSBでの充電もここからできるようになっています。
またウラ面はクリップ式になっており、洋服の襟部分に止めることができます。
正直それほど重いわけではないので、クリップで止めないでだらーんとぶら下げていても問題はないですが、クリップで挟むことで耳にくる重量負担も減らすことができます。
コントロール部分
一般的な使い方をすれば、通常右耳側のケーブルにこのコントロール部分がきます。
- 再生や一時停止
- ボリューム調整
- Bluetoothペアリング
- 電源のオンオフ
RMCE-BT2の音質はどうか?
まず大前提として、このケーブルではなくイヤホン自体の音質がどうか?にはなります。
イヤホン本体の音質をどこまで活かせるか?端的に言うと「有線での使用に比べて音質の劣化はないか」が重要になってきます。
僕も決して細かい音質の違いを判断できるわけではないですが、普通に使用している感覚として、有線ケーブル時代からの劣化は一切感じませんでした。
もともと僕が使っているイヤホン「SE535」はかなり音質の良いイヤホンで気に入っており、そのため他のワイヤレスイヤホンを使おうとこれまで思いませんでした。同じレベルで満足できるイヤホンが見つからなかったので。
でもこのRMCE-BT2であれば、イヤホン本体の音質を変えることなくワイヤレス化することができて、結構感動しました。
Bluetoothイヤホンだと、どうしても起きてしまう問題が「音飛び」です。
これについては正直ゼロではなく、たまに起きることもあります。出勤ラッシュの駅のホームとかで本当にたまにですね。
今まで使ったことのあるBluetoothのイヤホンに比べると、音飛びの頻度は全然少ないです。
この製品自体、Bluetooth5.0という新しい規格が採用されているので、接続性はかなり安定しているようです。
バッテリーの持ちについて
メーカー公式情報によれば、最大10時間再生が可能なようです。
電源オン時に、英語音声で「残り大体8時間(4時間とか)再生できますよ」って言ってくれます。
まとめ
正直これまで、ワイヤレスイヤホンで本当に満足できる商品に出会ったことはありませんでした。
それは音質であったり接続安定であったり、色々な原因がありました。
今回のRMCE-BT2については、大袈裟ではなく大満足の品です。
将来的に、完全独立型のイヤホンのほうが煩わしさがないと思う時は来るかもしれませんが、音質を重視した結果、今はこれが最善だと持ってます。
この商品をおすすめする相手は「mmcxに対応したイヤホンを持っていて、そのイヤホンの音質が気にいっていて、ワイヤレス化したい人」かなと思います。
そういった人にはぜひおすすめしたいケーブルです。
ちなみにこちらの商品だと、僕が使っている「SE535」に、今回紹介したケーブル「RMCE-BT2」が付属した状態で購入が可能です。